バーン・ノーティス S1 E4 「ハイエンド・コールガール詐欺」

covert ops has its perks.

極秘任務にはそれなりの役得がある。
You travel, Make your own hours, and expense most of your meals.

世界中を旅することができて、自分の時間も持てる、食事も組織の経費持ちだ
The downside Lots of people want you dead.

難点は、たくさんのヤツらが自分を殺そうとすることかな

 


My Review

今回は、チェコの暗殺者に命を狙われつつも、依頼人の問題を解決。

 

でもその前に、いろんな問題を抱えたマイケルの弟ネイトが登場。

 

上の動画の4分あたりのスクリプトを見てみましょう

 

you can learn good self-defense fighting with students In a class.

セルフ・ディフェンスは教室でほかの学生とケンカしながら覚えることができる
but great self-defense that you pick up Fighting with your family.

でも、ほんとに優れたセルフ・ディフェンスは家族とのケンカから身につくものだ

 

ネイトは、マイケルの同級生から依頼を受け、前金までもらっている(ネイトには救いようのないギャンブル癖がある)。お金を返すつもりで同級生のところへ行くが、正義感の強いマイケルにはそのまま問題を放っておくことができず、しかたなく「仕事」を始める。

 

 

今回の「悪者」はなかなか手ごわいのです。モデル志望の女の子たちを集めては、ドバイあたりの外国へ連れ出し、実はまっとうな「モデル」の仕事ではなく、「高級コールガール」としての仕事を強要するという手口です。

 

わたしにも、2歳半の娘がいて、この手口はけっこう怖いなぁと思います。マイケルもパーティに潜伏しますが、その場ではあたかもやり手な実業家らしき男たちと、きらびやかな別のモデルもたくさんいて、実はそんな裏サービスを行っているとは到底見抜けない巧妙な手口なのです。

 

このところ、「AV強要問題」がなにかと取り沙汰されているので、ちょっと脱線して、私見を述べさせていただこうと思います。

以前、こういった問題に少し興味があったので、酒井あゆみ女史の著作をいろいろと読みました。彼女自身も自らの体で対価を得たひとで、その道に入った頃のことを書いていたのですが、少し記憶があいまいなので間違っていたら申し訳ないのですが、たしか彼女は、幼少期や思春期の頃からずっと自分はなにもできない人間で、なんの役にも立たないと思っていたそうです。しかし、その道の、いわば「汚い仕事」をしていく中で、少なくともその空間、その時間のあいだは、自分はだれかの役に立っているという実感を得られたという話をしていて、わたしはなんだかカウンター・パンチを喰らったような思いでした。

 

「AVを強要された」と主張する女性たちにも、それぞれに事情はあったのだと思いますが、なにかしらの原因で「心に隙間」があったのだと思われるのです。酒井女史のように「自分はなんの役にも立っていない」と感じていそうな女性はスゴく多いですし、またお金がたくさんあって、あるいはたとえそんな「汚い仕事」でも、有名になれれば幸せになれるんだ、という短絡的な思考しか持てない、そのようなさまざまな要因から、少なくともスカウトの話に乗って、事務所にまで行ってしまったのだったら、そこで強引な説得を受けたとか、洗脳だったとか、あとから言ってももう遅いのではないでしょうか。

個人的には、現代の「教育制度」「学歴信仰」はそのような短絡的思考しか育てられず、とくに女性には、かりに学校での成績が良かったからといって、結局、或る程度の年齢になれば、そんな知識なんてぜんぜん役に立たないと思わせてしまうと考えています。

 

あとほんの少しだけ脱線して、

ほんとにイヤイヤながら、そういう撮影って、できるものなんですかね?

かなり下世話な話になってしまいますが、うちのカミさん、ときどき本人の意志としてはその行為をしたいと思っていても、濡れてこないことがたまにあります。まあ男性でも、息子が頑張ってくれないということはありますよね。 男としては、相手が濡れてくれないと自分の息子も痛いので、ほとんど継続不可能なんですよ。 なので、レイプするっていうのは、している側のブツもかなりダメージを受けているのではなどと推測している次第なのですが。

 

「契約をする場」で強引なやり方があったにしても、結局、カメラマンがいて、そのほかにも数名のスタッフがいるその撮影の場で、濡れちゃったとしたら、それをあとから「強要された」と言うのは、ちょっと言いがかりじゃないかな?なんてことを思うのですが、みなさんはいかがお考えでしょうか?

 

 

さて、「強要問題」は置いておきまして、

このドバイでの「モデル業」という手口は、必ずしても自尊心が低くて、心に隙間があるから引っかかってしまうという程度のものではないのです。 もし、自分の娘がこういう被害に遭わないようにするには、わたしが今考えているのは、自分の容姿を以って、人様から金を頂こうなんていう浅ましい考えを持てば、必ずそこに付け込むヤツがいるんだということを、こういうドラマを通して、何度となく言い聞かせていくしかないということです。

 

有吉と言えば「毒舌」。 今は売れちゃって、どうなのか分かりませんが、彼が再ブレークしつつあったころの「毒」はなかなかのものがありましたね。 人は綺麗なものとか、可愛いもの、あるいは「セクシーなもの」を見た時、ちょっと脳内に過剰になにかが分泌されるのか、冷静な判断が鈍ってしまうものです。しかし、長年の屈折時代を経た有吉はそのあたりをスゴく覚めた目で見ていて面白かったです。

売れる前のマツコ・デラックスにも共通したところがありましたよね。

 

「人前で水着になるとはなにごとだ!」

 

「ちょっとアレなんですけぉ… バカでしょ、まず」

*まあ、わたしはこの問題について、このページでこれ以上はなにも語りませんが、要するにこういうことなんです。

 

自分の娘が「バカ」になってしまったら、まあ諦めるしかない。というか、そういう教育やしつけしかできなかったことは自分の責任だと、悲しみや怒りを噛みしめるしかないでしょ。

 

「坂口杏里」とか… まあ、もうヤメましょう。

 


さて、本題のドラマのストーリーに戻りましょう。

今回は「悪者」兄弟の一人を誘拐するという荒技で、同級生の娘を救出。

 

また、自分の命を狙っていたチェコの暗殺者については、彼のホテルに忍び込み、ピーナツ・アレルギー(アナフィラキシー)があることを突き止める。相手を追い詰めて情報を引き出そうとするが、彼はなにも知らない。 FBIにチェコのスパイがいることを通知したのだが、どうもその処理がおかしい。。。

 

They walked in With some heavy-duty clearances, Took Jan off the FBI's hands, And poof, they were gone.

お偉方(heavy-duty clearancesの意味がちょっと分からなかったので文脈から適当にこのように訳してみました)が入ってきて、FBIからチェコ人スパイを連れ去って、パッと消えちまったらしい
Word is they found Jan Hanging from his shoelaces.

書類上は靴紐で自殺したことになっているそうだ
I mean, who leaves a guy In a holding cell With shoelaces, right? Anyway, they're calling it A suicide.

いったい誰が取調室に靴紐を置いてくっていうだ? そうだろ? まあとにかく、この件は自殺ってことで片付けられた

 

 

ふー、ちょっと本題から離れすぎちゃいましたね、今回は。