このところ、2008年の金融危機関連のドキュメンタリーをいろいろと見ています。また、たまたま図書館でタックスヘイブンの書籍が合ったので読んでいるのですが、危機が深まっていた90年代や2000年代、わたし個人としては、そんな巨額なお金が世界では動いているとはまったく想像すらしていませんでした。
ただ、あの頃は、自分なりの青臭い幻想を追い求めることに夢中で...
先ほど、録画しておいたBBCのテクノロジー番組「クリック」を見ると、ちょうど深センの多くのスタートアップが紹介されていました。
今は、いくらか世界を浅く広く見渡しているので、中国のバブルは今にも崩壊しそうだという話をよく耳にします。「クリック」で紹介されたスタートアップで働く若い中国人はおそらく、バブル崩壊のことなんて気にもかけずに彼らの情熱とか、あるいは妄想などに取り憑かれるように日々、新しいものを生み出そうともがいているのです。あの頃の自分にも重ねあわせて、そんなひたむきな中国の若者を経済危機が襲うのは、見ていて心が痛いですが、そうやって経済とかテクノロジーというのは発展していくのだと思います。
The Definition of a Stock (ストックの定義)
Plain and simple, stock is a share in the ownership of a company. Stock represents a claim on the company's assets and earnings. As you acquire more stock, your ownership stake in the company
becomes greater. Whether you say shares, equity, or stock, it all means the same thing.
平易で簡潔に言うなら、ストック(株)は会社のオーナーシップのシェア(共有)である。
「Stock represents a claim on the company's assets and earnings. 」この文章はちょっと難しいですね。あくまでわたしの解釈から意訳してみます。
ストック(株)は会社の資産や収益に対する影響力を表している。
*「影響力」よりも「発言権」のほうがいいですかね? どっちでもそんなに変わらないかな?
より多くの株を保有しているなら、あなたの会社に対するオーナーシップの出資金は大きくなる。それをシェアと呼んでも、エクイティやストックと呼んでも、それらはすべて同じことを意味している。
Read more: Stocks Basics: What Are Stocks? | Investopedia http://www.investopedia.com/university/stocks/stocks1.asp#ixzz4P6Ha2k4O
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わたしもKindleのサンプルかなにかでちらっと読んだことがありますが、ロバート・キヨサキはたしかハワイで生まれ育って、友人のお父さんはお金持ちでしたが、彼自身のお父さんは正直者で、しかし貧乏でした...とかなんとか言うエピソードから始まっていました。
町山さんの動画からは、どうやらそんな「金持ち父さん」なんて実在しなかったとか。
ただ、わたしの「このでっち上げ」問題に対する反応は、ちょっとちがいます。まあ、アメリカに住んでいて、ほぼ強制的に投資させられ、しかもそれがすべてパーになってしまった経験がないからなのですが。いや、もしそんなことを強制するような国なら、そこに留まろうとは思わないという志向を持っているからなのですが。
キヨサキ氏の幼少期に、実際には「金持ち父さん」なんて存在していなかったとしたら、むしろもっとスゴイなぁと思うのです。いったいどこからそんな着想を得たのだろうか? これは「投資」の話ではないのです。わたしは映画や小説などの「虚構の世界」をかなり楽しんできました。 とくにファンタジーものなどは、いったいこの作者はどういう思考回路を持っているのだろうと不思議に思い、そしてその荒唐無稽さにむしろ感動を覚えるのです。
「資本主義社会」では、より多くの人々の「欲求」(需要なんて語もよく使われますよね)を満たすことで、より大きな報酬を得るという世界です。
ファストフード店やピザ屋さんなんかは、高カロリーな「食欲」を満たすことで利益を得るわけですが、もし、あまりにそれが「中毒性が高い」と、お客さんは肥満やら心臓病やら、さまざまなリスクを抱えることになります。武田先生は「タバコはむしろ長生きできる」と主張しているので、話がややこしいですが、かりにタバコは健康に悪いとしたら、タバコ会社もまた、人々の健康を害することで利益を得ているわけです。ほかにももっとたくさんの例を挙げられますが、おおむね要点は伝わったと思います。
最近ようやくわたしは、ちょくちょくフェイスブックをスライドしながら、いろんな人の投稿に目を通すようになったのですが、ネットの世界というのは「匿名性」の影響で、人々はよりあからさまに心の奥底にある欲望を曝け出すところが面白いですね。
「楽して儲けたい」「今やっているリアルなビジネスで疲弊するくらいなら、金を転がして儲けるほうがいい」という欲望もよく見かけますし、また「とにかくなんでもいいから大金持ちになりたい」という極めて短絡的な願望も非常によく見かけます。
たまに職人さんとか、スポーツ選手がひたむきに頑張っている姿を見て、いくらか勇気づけられたりしてはいるものの、到底自分にはそれだけの才能もないし、やり抜く根性もないのは、社会人を数年経験すれば、無意識レベルで逆らいがたい認識となってきます。
そんなところに、雄弁に「投資するのが賢いのですよ」と語ってくれる人間がいるなら、それは世界中で2600万部の書籍が売れるだけの影響力を持つのもうなずけます。
そして、アメリカの政治家の多くがその考えに乗っかったというのも、むしろ自然な流れのようにわたしには思われるのです。
株式って、いったいなんなんでしょうか?
ちなみに、左の画像に書かれているのは「牛」と「くま」です。
「牛」は下から角を振り上げるので、上昇傾向にあるマーケットを形容するときに「強気な市場(Bull Market)」という形で使われます。
一方、「くま」は上から下に爪を振り下ろすので、下降傾向のいわゆる「弱気な市場(Bear Market)」という語が使われます。
コーセラの「ポートフォリオとリスク・マネージメント」の出だしの部分を見てみましょう。
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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
先進国が停滞するのは、自然の摂理と思って、あきらめてしまったほうが、いっそ新しい発想とか活力が湧いてくるのではないでしょうか。
この記事のオリジナルタイトルには「ハウス・オブ・カード」というアメリカドラマが用いられています。個人的には、あのドラマはかなりおすすめですので、このサイトでもそのうち取り上げていこうと思います。
ここでわたしが思い起こすのは、明の時代の政治です。Wikipedia情報ではありますが、こんなことが書いてあります。
「洪武帝、永楽帝と初期の二人の皇帝が独裁的な政治を行ったため、それ以降の明の政治も同様となった。皇帝の不興を買えば高位の臣でも即座に死を賜ることがあった。明の官吏は常に誅殺におびえ、朝、家族と水杯をし、死を覚悟して出仕し、夕、帰って再び家族と出会えたことに喜んだという。このため明の官吏は多く事なかれ主義に走り、明の政治は皇帝の出来不出来に全てがかかることになった。」
ドラマでも描かれていますが、政治家もやっぱり大変ですね。お金や権力を振りかざしているばかりではなく、庶民には伺い知れない苦悩や重圧を感じているわけで…
グーグルは今後、よりモバイルの検索を重視していく方向で舵を切ったようですね!
ちなみに、今日、近所の本屋さんに行ったところ、それまでは「プロジェクト・マネージメント」などの書籍が置いてある棚に、「人工知能」とか「VR(仮想現実、Virtual Reality)」関連の本がずらっと並んでいました。時代の移り変わりを感じますね!
イギリスという国は、今どうなっているんですかねぇ?
「お金のスキル」の調査でも、国の経済規模に対して、思いのほか低いレベルであることが判明しました。
EUから離れれば、大きな視点(マクロ経済)から見れば、間違いなく損をするので、うちの銀行の調査でも「まさかBrexitは国民投票で可決されないだろう」と予想していました。
しかし、やはり移民問題などは、ほんとに我慢の限界というところまで来ているのでしょうか?
87年ブラックマンデー、97年アジア通貨危機(同じ頃ロシアや南米でも金融危機)、2000年ITバブル崩壊、2008年リーマン・ショック…
10年前後の間隔で大きな経済危機というのは起こっているのです。リーマン・ショックから8年、そろそろ次が来てもなにもおかしくありません。それが直接みなさんの生活に影響するかは分かりませんが(できれば何も悪影響がないことを祈っています)、危機感を持ってアンテナを張ることはけっして悪いことではありません。
「中国バブルの崩壊」というのは、かなり広まっているのかと思ったのですが、日本の主流のメディアではあいかわらず「高い成長率」とか、明るい側面ばかりを強調する傾向があるそうですね。
まあ、明るく行きたいものですが、リスクを過小評価すれば悲劇が待っているますので…
Just off the Connecticut shoreline where he grew up, Tim Wiswell leaned forward in the cockpit of his sleek, all-white 50-foot yacht. It was Aug. 9, 2015, and, dressed in shorts, a polo shirt,
and mirrored shades, his hair tousled by the breeze, the 36-year-old was a picture of health and happiness. Natalia, the Russian artist he’d married five years earlier, lay by his side. Their two
small children played nearby.
Nothing in the scene, captured in photographs uploaded to Facebook, hinted at the turmoil surrounding Wiswell, the clean-cut trader at the center of Deutsche Bank AG’s $10 billion Russian
scandal. Four months earlier he’d been summoned into a roomful of lawyers and told he was being suspended from his job as head of equities for Deutsche Bank in Moscow. An internal investigation
dubbed Project Square had determined Wiswell’s desk helped Russians divert billions of dollars out of the country using transactions known as mirror trades. Now, the U.S. Justice Department and
the U.K.’s Financial Conduct Authority are investigating whether trades that flowed through Wiswell’s desk violated anti-money-laundering rules, according to people with knowledge of the matter.
Wiswell hasn’t been charged, and both agencies declined to comment.
<関連記事>
彼は自分が不正に関わっているということは十分承知の上での、この笑顔なんでしょうか。
<わたしなりの翻訳>
彼が育ったコネチカットの岸辺を離れたところで、彼の洒落た真っ白の50フィートのヨットのコックピットのなかで、ティム・ウィズウェルは身を乗り出している。
それは2015年8月9日だった。
短パンをはき、ポロシャツに鏡のように反射するサングラスをかけ、髪を風になびかせる36歳の青年はまさに健康と幸福の象徴のようだった。
5年前に結婚したロシア人アーティストのナタリアは彼の横に寝そべり、二人の子どもたちはそばで遊んでいる。
Facebookにアップされた写真には、ウィズウェルというハンサムなトレーダーがドイチェ銀行の100億ドルのロシアスキャンダルの中心で、彼を取り巻く波乱を思わせるようなものはなにも写っていない。
4ヶ月前、彼は弁護士でいっぱいになった部屋に呼び出され、モスクワのドイチェ銀行での株式投資部長の役から外されたと告げられた。
プロジェクト・スクエアと呼ばれる内部調査は、ウィズウェルのデスクがミラートレードと呼ばれる取引によって、ロシアから数十億ドルを転用するのを手助けしたと判断した。
そして今、情報筋によると、アメリカの司法省とイギリスの金融当局は反マネーロンダリング法に違反していないかを調べている。
ウィズウェルはまだ起訴されてなく、また両エージェントはコメントを差し控えた。
この動画の8分位から、ドイチェ銀行への1兆円を超える罰金について語られています。
うーん、金融機関に勤めていますが、未だに「1兆円」の罰金とかいう、その規模の大きさが理解できませんっ(汗!)
1億円でもわたしにとっては、いまだにけっこう大きいのですが、それの1000倍。
またしても「負の連鎖」が始まってしまうのか…
・副業しないサラリーマンはビジネスセンスがない VS ・なぜ成功者は貧乏でも副業しないのか?
「副業する派」 VS 「副業しない派」
あなたはどちらでしょう?
まあ、判断はお任せします。 わたしは「副業しないのはセンスがない」という意見に同意ですので、もし同様のご意見を持ちの方はどうか続きをお読みください。