今日の昼過ぎ、妻は「GIMPのブラシ・サイズを変更できない」という問題にぶち当たりました。
いちおう、これまでわたしが色々と教えてきたので、自分でググって「GIMP ブラシ サイズ変更」と検索していたようですが、公式リファレンスばかりがヒットしてしまっていたようで、うまく解決できませんでした。公式リファレンスというのは、どこもたいていはひどく分かりにくい表現といいいますか、あまりに事務的な説明が多いんですよね。初心者のうちは、そういうサイトは避けるようにしたほうがいいでしょう。
もう少し、初心者向けのサイトを探してみたところ、「ツールオプション」から変更できることが分かったのですが、その「ツールオプション」が見つかりません。
「GIMP ツールオプション」と入力していると、グーグル先生がもうすでに救いの手を差し伸べてくれています。
「gimp ツールオプション 消えた」と自動的に補完してくれています。これはおそらく、同様の問題に困った人がたくさんいたためでしょう。
事実、下のサイトが見つかり、初心者はよくここでつまずいてしまうことが分かります。
インターネットから必要な情報をすばやく探しだす、いわば「検索力」を身につけることは、これからの時代、まちがいなく必要になってきます。(個人的には、従来の「記憶中心の試験制度」は無意味になってくると考えています、だってググれば5秒で分かることを暗記する必要なんてないですよね)
<今回のまとめ>
1.ざっくりとした問題をキーワードにしてみる。
*もし、公式リファレンスのような分かりにくいものしか見つからない場合には
2.もっと具体的な問題をキーワードにしてみる。
*自動補完にヒントが出ていることが多い
たとえば、「フランス革命」について考えてみた場合、ググれば「1789年」に起こったことだというのはすぐに分かります。
検索結果画面のWikipedia情報だと、「1787年」に始まった騒乱について書かれていて、テストで覚えるべきこととは相違してしまっていますが、そこがまさに問題なんですよ。
より研究が進んでいったり、深くその問題を掘り下げていった場合、たいてい教科書の年号よりはやく予兆が起こって、そうして或る大きなできごとへと発展していくわけです。そしてまた「フランス革命」を例に取るならば、革命政府による恐怖政治がしばらく続き、それに乗じてナポレオンがクーデターを起こすわけです。
ナポレオンがいつどこで戦って、勝ったのか負けたのかを「記憶する」ことに意味はないのです。
18世紀末にフランスで起こった革命そして反革命、そしてまた革命につぐ革命…
それらの経験をもとに人類は、なにを学んでいったのかを「考えること」が重要なのです。まあ、周恩来はインタビューで「まだその問題について語るには時期尚早だ」と語ったそうですが... 現代の中国人にとって「フランス革命」はなにを意味するのか、個人的にはとても興味深い、言うまでもなくあの国には民主主義がいまだにないわけで…
最後は思いっきり脱線してしまいました。まあ、とりあえず「検索力」を身につけ、そしてそれがあなたに与えた力をよく理解すれば、明るい未来が開けてくるはずです!
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