注目ドライバー
マックス・エミリアン・フェルスタッペン
(Max Emilian Verstappen, 1997年9月30日 - )は、ベルギー・ハッセルト出身のオランダのレーシングドライバー。
父は元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペン、母はカートレーサーのソフィー・マリー・クンペン、また母方の祖父はGT耐久レースの元ドライバーで、叔父もGTレースやル・マン24時間レースに出場したレーシングドライバーという、レーシングドライバー一家である。
彼の意気込み
「日本ではトラックに向かう前に東京で数日過ごす予定だ。嬉しいね。日本は僕にとって常に特別な場所なんだ。金曜プラクティスでF1デビューした場所だからね」
「鈴鹿も本当にクールなトラックだ。特にセクター1はとても速いし、ドライバーが楽しめるトラックだ。ランオフもあまりないので、かなり正確でなければならない。古き良きトラックだし、非常にチャレンジングで要求も多い。日本には本当に情熱的なファンがいる。彼らはとてもスウィートだし、彼らの応援は本当に素晴らしい。いろいろな種類のプレゼントももらえる。本当に苦労して用意してくれたものばかりだ。日本は本当に楽しいし、あそこに戻れるのはいつも嬉しい」」
ジェンソン・アレクサンダー・ライオンズ・バトン
(Jenson Alexander Lyons Button, MBE 1980年1月19日 - )は、イギリス出身のレーシングドライバー。2009年のF1ワールドチャンピオンである。元妻は道端ジェシカ。
彼の意気込み
「鈴鹿サーキットは素晴らしい。カレンダーでもほぼ群を抜いている。ドライバーとして望む異なるエレメントの全てが揃っているという点で“パーフェクト”に近いトラックだ」
「速いし、テクニカルで、難しく、走りがいがあるし、走っていた本当に楽しい。最高のものが詰まっている。2011年のあそこでの勝利は間違いなく僕のお気に入りのひとつだ。あそこでうまくやるためには、とにかく全力を尽くさなければならないし、良い結果を残せたときは最高の気分だ」
「日本GPは常に僕のシーズンのハイライトのひとつだ。日本に戻るのが大好きだし、ファンがそこを信じられないくらい特別なものにしている。彼らは東京に着いた瞬間から110%のサポートを与えてくれるし、ドライバとして、その熱意は本当に力になる」
「僕たちにとってもうひとつのホームグランプリだし、週末自体に至るまでとても忙しいし、チーム全体にとって重要なグランプリなので、懸命に戦って、熱心なファンに恩返しできるように最高の結果を残せることを願っている」
フェルナンド・アロンソ・ディアス
(Fernando Alonso Díaz, 1981年7月29日 - )は、スペイン・アストゥリアス州オビエド出身のレーシングドライバーである。2005年に、当時のF1史上最年少ドライバーズチャンピオン記録を樹立し、翌2006年には連覇を達成した。
彼の意気込み
「僕と同じく、多くのドライバーは毎年鈴鹿に戻ってくるのが大好きなんだ。その理由は簡単だ。クラシックな『ドライバーズサーキット』で、その構成はまれだし、非常に容赦なく要求が厳しい。だから良いラップをまとめられると本当に満足できるし、そして、これら全ての特徴があるからドライバーとファンの両方に本当に人気があるんだ」
「クルマを完ぺきにセットアップするのが難しいサーキットなんだ。変わりやすい天候によって路面温度が大きく変化するからね。だけど、僕たちはこのサーキットをよく知っているし、それを最大限に活用するために、金曜日のセッションはコンディションの中でクルマを調整していくつもりだ」
・F1速報
前戦マレーシアGPでフェルナンド・アロンソ7位、ジェンソン・バトン9位とダブル入賞を果たしたマクラーレン・ホンダ。舞台となったセパン・インターナショナル・サーキットは、6km弱の全長や1km近いホームストレートなど、鈴鹿サーキットとの類似点も多い。そのセパンでバトンがQ3進出、ともにポイント圏内での完走を果たした実績からして、今回の日本GPでも昨年と比べ飛躍的に活躍できる可能性は高い。
Hondaは今季残された開発トークン3つのうちふたつを使って改良したパワーユニットをマレーシアGPに持ち込み、金曜日最初のフリー走行(FP1)でアロンソのマシンに搭載した。エキゾーストを軽量化し、ICE(エンジン)の信頼性を高めた改良で「パフォーマンスはさほど上がっていない」と長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者は言うが、アロンソはその改良パワーユニットを搭載したマシンでFP1で5位タイムをマーク。周囲の期待を高まらせた。このパワーユニットはその後すぐ温存され、今回の鈴鹿で再びアロンソのマシンに搭載される。改良パワーユニットを得て、アロンソがどこまで上位に食い込めるか注目だ。
対してバトンは、改良パワーユニット搭載はアメリカGPを予定し、トークンの対象に当たらない軽量化エキゾーストを装着した前回と同じ仕様で戦う。マレーシアで見せたような予選のスーパーラップにも期待したいところ。また、休養宣言したバトンにとって今年はF1キャリアの一応のひと区切りとなる鈴鹿。ファンならずともその勇姿をしっかりと目に焼き付けておきたい。
アロンソもバトンも鈴鹿での優勝経験があるだけに、チャンスが訪れればトップに食い込む実力者たちだ。マクラーレン・ホンダは今年もダブルワールドチャンピオンを擁して鈴鹿に挑む。その動向から目が離せないのは言うまでもないだろう。
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