iPhoneにとって、初めてのグーグルの脅威 Pixelの裏側

ジョブズ亡き後のアップルに対して、いよいよグーグルが攻勢に出ましたね!

 

 


Google is embarking on a wholesale revamp of its mobile phone strategy, debuting a pair of slick and powerful handsets that for the first time will go head-to-head with Apple Inc.’s iconic iPhone.


Alphabet Inc.’s Google on Tuesday unveiled the Pixel and larger Pixel XL, the first phones that were conceptualized, designed, engineered and tested in-house.

 

The Pixel handsets feature a Siri-like virtual assistant, flashy camera features and are the first to boast Android’s new Nougat 7.1 operating system.

 

Their debut signals Google’s push into the $400 billion smartphone hardware business and shows that the company is willing to risk alienating partners like Samsung Electronics Co. and LG Electronics Inc. that sell Android-based phones.

 

 

アップルのiPhoneとも対等に張り合えるような、洗練され、そしてパワフルなスマホをデビューさせることで、グーグルはモバイルフォン戦略の改革に乗り出した。

 

グーグルは火曜日、自社でコンセプトを定め、デザインし、開発した初めてのスマホ、Pixelと大きめのPixel XLを発表した。

 

Pixelハンドセットは、Androidの新しいOS ”Nougat 7.1”を搭載し、Siriのようなアシスタント機能、華麗なカメラフィーチャーを備えている。

 

Pixelの発表は、グーグルが4000億ドル市場であるスマホ・ハードウェアビジネスに本気で乗り出したことを示しており、SamsungやLGなどのパートナーを阻害するかも知れないリスクを取ることで腹を決めたかのようだ。

 


Googleの新スマホPixel、日本発売は『現時点では未定』。なお製品ページは日本語化済み

 

グーグルが発表した新型スマートフォン「Pixel」。5.0インチと5.5インチの2モデル展開で、Snapdragon 821に4GBのメインメモリ、新型音声入力インターフェイスのGoogleアシスタント、GoogleのVRプラットフォーム「DayDream」に対応する点が特徴です。

グーグルの最新スマホということで注目度の高い本製品ですが、日本は一次発売国に含まれていないことが明らかに。果たして日本でも発売されるのか、Google広報担当者に問い合わせました。

Google Pixelシリーズの詳細はこちらの記事をご覧ください

速報:Googleが新型スマートフォンPixel発表、Googleアシスタントとスマホ史上最高画質カメラ搭載

Pixelシリーズの一次発売国は米国・英国・カナダ・オーストラリア・ドイツの5か国のみ。2015年に発売したNexus 5X / 6Pでは、日本・韓国・英国・アイルランド・米国と日本が一次発売国でしたが、Pixelシリーズでは日本は一次発売国に含まれていません。

果たしてPixelシリーズは日本で発売されるのか、Googleの広報担当者に問い合わせたところ、次のような回答をいただきました。「残念ながら日本は発売国には含まれていません。しかしこれはローンチ時点の話で、それ以降は未定となっています」。

 

グーグル、新型スマートフォン「Pixel」「Pixel XL」を発表

 

 Googleに新たに設けられたハードウェアグループを統括するRick Osterloh氏はサンフランシスコで開催された報道陣向けイベントで、GoogleはPixelなどの端末を使用して、よりシームレスにハードウェアとソフトウェアを結び付けると語った。これは、Appleが創設以来採用する中心的な戦略であり、Microsoftが「Surface」シリーズの製品で採用した戦略でもある。

 写真で見る「Pixel」--グーグルの新型スマートフォン
写真で見る「Pixel」--グーグルの新型スマートフォン
 「ハードウェアとソフトウェアを一緒に開発することにより、Google Assistantのような機能を最大限に活用することができる」とOsterloh氏は述べた。「それは自然な流れであり、われわれは長期にわたってその方向に進むつもりだ」

 既にGoogle製のタブレットや「Chromebook」に用いられているPixelという名称は、同社の「Nexus」というスマートフォンブランドに代わるものだ。同社はNexusという名称を、筋金入りの「Android」ファンや開発者をターゲットとした一連のミッドティアの端末に対して2010年から使用していた。

 新しいPixelスマートフォンの仕様と高めの価格設定(基本モデルが米国で649ドル)からは、これらの製品をAppleの「iPhone 7」やサムスンの「Galaxy S7」などハイエンドの製品と対抗させようというGoogleの意図がうかがえる。

 

 

米グーグルが新型スマホ「Pixel」発表、Google Assistantを初搭載

 

 米グーグルは、Androidスマートフォンの新機種「Pixel」を発表した。グーグル自身が初めて開発した機種とされ、AI技術を用いた「Google Assistant」(グーグルアシスタント)を初めて搭載するモデルとなる。5.5インチディスプレイの「Pixel XL」と、5インチの「Pixel」の2種類が用意される。米国での価格は649ドル。

 「Pixel」はGoogle Assistantが組み込まれた最初のスマートフォンであり、自然な会話でさまざまな情報を得られる。

 利用する際には「OK Google」と呼び掛けてスタート。その日の予定やYouTubeの動画再生、自宅から職場までの交通状況、近くにある薬局などを問いかけると、その声を認識して自然な文章を用意して読み上げつつ、回答を示す。「友人と一緒にキャンプしたときの写真を見せて」と声に出すと、その条件に合致した写真を表示する。

 4日(現地時間)に米国で開催された発表会では、音声でAIと会話しながら操作する場面などが紹介された。デモンストレーションでは英語でのやり取りとなり、日本語への対応状況は明らかにされていない。