グローバリゼーションの真ん中で

今日はインドの大ボスから、或るプロジェクトが無事に、しかもNo issueで完了したことをねぎらうため、チーム全員の写真付きでメールがあった。その中に、わたしの部署がいつもお世話になっている女性エンジニアも写っていて、左の画像のような(もちろん本物ではないです、あくまでイメージとして)ゆったりとした服を着ていて、彼女のデータベース・スキルとはあまりにかけ離れた印象で、なんだか面白かった。

 

電話会議では、ちょくちょく話をしていて、とてもキビキビとした話し方で意志の強さ、頭脳の明晰さが伝わってくる。そしてなにより、会議の最中でも、即興でSQLを打ち込み、必要なデータをいとも簡単に抽出する手さばきには、ほんとにいつも驚かされるのだ。

 

地球の裏側では、もしインドの現地でふと街ですれ違ったら、まさかそんなスゴいITスキルを持っているとは想像もできないようなおばちゃんがいて、でも経済大国、技術大国と言われて久しい日本の外資系金融機関の現場には、男性も含め多くのパソコン・ダメダメ・スタッフがそこそこいい給料と労働環境を謳歌している…

 

「パソコンスキル」というのは、もちろん「文化」全体で考えれば、ほんの一部でしかなく、日本には誇るべきものがたくさんあるのだが、今日はなんだか目が回りそうな感覚に襲われたのだった。