クルマのすごいテクノロジー

マツダ「SKYACTIV」の次の技術は何が凄いか

 

そ んな絶好調のマツダに対して、ひとつだけ案じていたことがある。今現在、クルマが売れているのは喜ばしいことだが、次の世代につながる一手が見えてこな かったのだ。スカイアクティブの後を継ぐようなインパクトのあるセリングポイントがなかなか見えてこなかったからだ。歯に衣着せぬ言い方をすれば、ここ最 近は前田育男氏率いるデザイン陣営にスポットがあたることが増えていて、次世代を担う技術の声がほとんど聞こえてこなかったのだ。

ところ が、突然、なにやら「将来技術の中で、コアになる技術を紹介する」というので、指定されたテストコースに駆けつけた。その名も、「Gベクタリングコント ロール」なる技術だという。Gとは、重力加速度のこと…と言われてもピンとこないだろう。簡単に言えば、クルマでカーブを曲がるとき、乗っている人間も曲 がる力を感じる、あの力のことだ。曲がるときに感じる力をベクトル(力の方向性)として考えて、コントロール(制御)するとでも言いたげだ。

い やあ、難しい言葉が出てきたものだ。これは誰かに解説してもらわねばなるまい。開発を担当した梅津氏のプレゼンテーションをうかがった。マツダにおいて、 ダイナミクスとは「統一感」であり、カーブを曲がるときに感じる力(G)とハンドルやアクセルを人間が操作することに対してクルマの動きが滑らかに応答す ること、と定義づけている。その結果、マツダが提唱する「人馬一体」=人間とクルマが一体となって感じる状態になるというわけだ。

 


新型ハイパーカー「インフェルノ・エキゾチックカー」とは?

 

かなり、特徴的なデザインとなっているインフェルノ・エキゾチックカーのハイパーカーですが、デザインは元ランボルギーニのチーフデザイナーであったAntonio Ferraioli氏が手がけたものです。
開発地もフェラーリやランボルギーニを有するイタリアとのこと。

流線的かつ攻撃的なデザインで、これまでのハイパーカーとは大きく異なった得意なデザインとなっています。

シャシーには装甲車レベルの強度や衝撃吸収性を持ちながら、軽量という特殊な金属が用いられています。
Ziangと呼ばれるその特殊な低密度合金のおかげで、十分な剛性を保ちながら車体重量も1200kg未満に抑えられるとのことです。

1400馬力の超高スペックハイパーカー

インフェルノ・エキゾチックカーの特徴はデザインだけではありません。
前述した、高剛性、軽量ボディには、V8ツインターボエンジンが搭載され、1400馬力、最大トルク908nmの超ハイパワーエンジンが搭載されています。

スーパーカーの中でも抜きん出たパワーを誇る、まさしくハイパーカーと言えるでしょう。

インフェルノエキゾチックカーの気になる価格は?

気になる、インフェルノエキゾッチクカーの価格ですが、1,900,000ユーロ(日本円にしておよそ2億2000万円)という超高価格になっています。

しかし、そんな超高価格にもかかわらず、生産予定台数11台のところ8台にはすでに買い手がついているとのことです。


ルノーの最新コンセプトカー「TREZOR」はボンネットとルーフが一体化!

 

ルノーが発表した「Renault TREZOR Concept(読み方はトレゾア、トレザー、トレゾール?)」は、最新の技術革新とシンプルかつ官能的なラインを表現したデザインが取り入れられたというEV2シーターグランドツアラーコンセプトカーとなっているのですが、このモデルにはドアが存在せず、ルーフとボンネットを一体化させたことにより、乗員が乗り降りする際に、クルマの上半分くらいが文字通り「ガバッと」開いてしまう(ルノーによると宝石箱の蓋のように持ち上がる)という大胆な開閉方法が注目を集めています。