かなり早口で、専門用語が飛び交っているので、理解が難しかったかもしれませんが、「国の借金」というのは間違った認識であるということは分かったのではないでしょうか?
では、財務省はいったいどうしてそんな「嘘」を記者たちに広めさせようとするんですかね? 薄汚い官僚たちめ!という感情が湧いてきます。が、このビデオの最初に語られているように毎年三橋さんは同じ説明をしているのです。
日本が民主国家であるということに誇りを持つのであれば、やはり有権者自身が責任を持たなくてはなりません。
わたしはITスタッフなので、社内でちょっとしたパソコンの問題があるとお呼びがかかるのですが、「えっ、こんなことでハマっちゃってるの?」という初歩的な問題がほとんどです。
ほんのちょっとその気になってググれば、すぐに解決方法を知ることができるような問題でも、だれかに助けてもらわなければ、自分では解決できないという思い込みがそこにはあるのです。
では、そういう「Helpless」な人たちに、「国の借金」というのは嘘だということを理解してもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
今わたしは、明日会社に行って、自分の仕事で手一杯のスタッフのデスクへ近づいていき、「実は日本というのは世界で一番お金持ちの国なんだよ」と説明しようと… あぁ!できるわけない!!
もし、財務省に丸め込まれて、国民が不利益を被るのなら、それは現在の国民の「無知」に対する代償なのかな、と諦めました。
今わたしが本気で考えているのは、かなり根気のいることではありますが、個々人の「生産性」を高め、その余裕分で「経済や金融」あるいは「外交や軍事」などにも、注意を払えるように、教育を根本的に改善するしかないということです。
このことは、またの機会に書きたいと思います。
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